はじめに|将来に悩む学生へ
ブログを設立した目的:
他の学生さんの力になること
このブログを通して
私は、学校で工学を学んでいる大学院生です。
私自身も、将来について悩みながら今を生きていますが、少しだけ他の人の役に立ちたいと思えるようになってきました。
中学生や高校生、学部に在学中の大学生、専門学生や高専生、もちろん私と同じ大学院生など、年代・分野を問いません。私の話を少しでも読んでもらって、何か力になれることはないかと思っています。
力になる形としては、考えの「同意・共感」だけでなく「相違」でも構わないと思っています。「同意・共感」は自分の道の再確認に繋がりますし、「相違」もまた自身の意思の再認識に繋がります。
自己紹介
少しだけ、昔の話をします。
大学4年生の夏、何もかもうまくいかないことがありました。
突然のお別れ、信頼していた人の裏切り、試験へのストレス、学会発表の準備などからか、何もできなくなった時期がありました。
そこで私が行ったのは、とにかく自分を責めることでした。それらのできごとは全て、自分のせいだと思ったのです。
結果、鬱になりました。症状は軽かったとは思います。
そこから今に至るまでの経過は追々執筆していくとして...
恩師の一人が、私に言ってくれたことの1つに印象に残っていることがあります。
「君は今の君のままで十分に愛される資格がある」
特別優秀でない私は、とにかくがむしゃらに自分の価値を見出そうとしていました。
そんな時にかけられたこの言葉は、一瞬「君は努力しても意味がない」とも聞こえました。しかしそうではなく、今の自分の力量や能力を認識し、受容することで、まず自分が自分を愛するようになる、という話に少しずつ繋がるこの一言です。
自分を愛していない人は、おそらく他の人からも愛されません。
恩師からもらったこの一言によって、その瞬間から私の人生が急に明るくなったのです!・・・というわけではないですが、今、徐々に私は自分を受け入れることができてきていると思います。
私から
目標や夢がありながらも、なかなかその道が険しくて苦しんでいる学生さん。
学校で勉強していても、なんのために勉強しているかわからない学生さん。
進む道がわからないのに、周りからのプレッシャーが鬱陶しい学生さん。
どう頑張っても、未来を見通すことはできませんし、どうにもならない壁にぶつかることはあります。
「悪いことも良いことも起こる人生だから楽しいんだよ」なんて語るには私たちはまだ若すぎますが、悪いことがあったら心の5%くらいで落ち込んで、良いことがあったら心を120%くらい使って喜びましょう。